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~皿ができるまで~ 素焼き後から釉掛けまで編

今回は来月7月9、10日のえべつやきもの市に持っていく作品の一つ、皿の製作工程についてのお話。
本焼の準備として素焼素地にどのような処理をするのか、写真付きでご解説致します。

①ペーパー掛け & 拭取り~皿ができるまで~ 素焼き後から釉掛けまで編_b0357298_11412322.jpg
素焼した皿にバリ(ザラつき)があればサンドペーパーを使用して取り除く。
その後、水とスポンジで素地全体を拭き取る。
この作業を怠ると粉が表面上に残留して釉薬のつきが悪くなるので入念に。場合によっては水洗いします。














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因みに今回使用した二種類のペーパー(右写真)。
土の種類、バリの程度によって目の粗さが異なるペーパーを使い分ける。















②撥水剤
手回しろくろの上に素地をのせ、中心を合わせ回しながら撥水剤(紫色の部分)を筆で塗布。
撥水剤を塗ったところは水分を弾くので釉薬がつかなくなる。
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③釉掛け
撥水剤で描いた円の中めがけて釉薬を流し込む。
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⑤ならし & 拭取り
釉が厚くなっている箇所をならす。
その後、撥水剤の円の外にはみ出た釉を拭き取る。
~皿ができるまで~ 素焼き後から釉掛けまで編_b0357298_13293902.jpg~皿ができるまで~ 素焼き後から釉掛けまで編_b0357298_13354545.jpg




























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本焼の準備万端!!

~皿ができるまで~ 素焼き後から釉掛けまで編_b0357298_13470096.jpg省スペースで邪魔にならないように。









経過は後ほどお知らせします☆


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by napaniku | 2016-06-15 00:36 | 陶芸